初心者からプロまで納得のFXTF | キャッシュバックあり!
言い方はなんだか仰々しいのだが、
なんの事かといえば、
給食係のことだ。
実は隊員食堂の料理は、料理長は専属でいるものの、
他のメンバーは隊員達で交代で回して作っているのだ。
場所によっては、
1000人以上の食事を一気に作るので、
料理というより、
土木作業に近い。
明け方前に、実際土木用スコップを持って、カレーの具材をかき混ぜる。
塩や砂糖は、キロ単位のレシピで、袋を一気に何個もいれる。
これが食べられるように計算されているのが凄いのだが。
そして、ただでさえ暑い厨房で、汗だくになる。
紛れもない重労働なのだ。
この給食係も、
順番が回って来ると、3ヶ月間仕事がこれだけになる。
自衛隊の「なんでも屋感」はこうやって培われていくのかもしれない。
とにかく極端に仕事内容が変化するので、
私は飽きることが無かった。
新しいことを知る時はストレスもある。
それでも、新鮮さが勝って、楽しかったのかもしれない。
今でも調理経験を聞かれた時には、
あります。と答える。
この時の経験は嘘ではないから。
でも本当は土木作業なんです。
いや本当に。
つづく・・・